いとまのはなし。

大学3年生 20才 金儲け学部。「喧騒に暇を、退屈には毒を」「潔癖な感性で何ができる」

元彼女に告ぐ

今までにあの人にもらったものを捨てた。

付き合い始めた頃の手紙などを見返していると、青臭い感じがして、ちゃんと俺も青春を送れていたのだと、心から安心した。

あの人には感謝しなければいけない。

 

性格は最低に悪くて自分が一番じゃないと気が済まないし、わがままだった。元バンドマンの彼氏がいる子を親友に選んでいるのも、友人の自堕落な姿を見て安心したいからでしょう?

自分はまじめに「頑張れている」って。

 

その無邪気さが好きだった。

 

塞ぎがちでクソみたいな高校生だった俺をすくい上げてくれた。やっぱり感謝だ。「私たちも大人にならないといけない」といつかあなたは言ったけど、大丈夫。ちゃんと俺らは大人になれている。大人になれたからこそ、ふたりはひとりずつにならないといけなかった。

 

もうあなたは俺の彼女じゃない。

いくらでも無理をして苦しめばいい。

苦しんで、逃した魚はデカかったことを痛感すればいい。

俺じゃない誰かが助けてくれるだろう。

あなたは無邪気だから。

でも、俺みたいな優しさは誰もあなたに与えられない。

俺の優しさは依存の裏返しだったから。

俺は依存から抜け出した。

あなたのくびきから逃れた。

俺も自由だし、あんたも自由だ。

ありがとう。好きでした。幸せにでもなっててください。