〜聴き比べてみた〜ソルファ(2016)とソルファの違い
はじめに
2004年リリース、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの2作目で超名盤フルアルバム、『ソルファ』。
『リライト』、『ループ&ループ』、『君の街まで』等のアジカンの代表曲を収録。
その再録バージョンがリリースになりました。
『ソルファ』(2016)
ソルファとソルファ(2016)聴き比べてどこが変わっているのかを僕なりにまとめてみました。
*ソルファだけだと分かりにくいので、2004年リリースのソルファをオリジナルソルファと書きます。
*今回のエントリーはあくまで僕の主観です。
客観的な情報はあまりないので、ご了承を。。。
オリジナルソルファの印象
まず、2作を比べるに当たって、僕のオリジナルソルファの印象を少し。
ボーカルめっちゃ叫んでるやん。
勢いすげえ。かっけえ。以上。
ソルファ(2016)はどう変わったのか。
さて、ここからソルファ(2016)はどう変わったのか。
アルバム全体を通してオリジナルソルファと変わったと言えるのは、
- 低音がよく響いていること、
- ノイズが入っていること、
- ゴッチがシャウトしていないこと
この3つだと思います。
今いったうちの前2つ
- 低音がよく響いていること、
- ノイズが入っていること、
に関しては、ゴッチがツイッターでいっていたことです。
おはようございます。新録『ソルファ』の発売日です。みんな歌とかギターの違いに耳を寄せてしまうと思うんですが、当時よりぐっと低音が出ているところを意識して聴くと面白いかもです。髪型は変わってないけれど、ベースの人の音域がぐっと下がってるじゃんけ、的な。笑。レンジが広がってます。
Gotch@gotch_akg
インダストリアルとか非人間的なノイズじゃなくて、ひたすら人間的な、あるいは有機的な、一期一会のノイズがここ数年の興味の的。ソロの2ndはノイズでほとんどの曲が繋がってる。1曲だけDLだと切れちゃう。アジカンの新しいソルファにも適度にぶっ込んでます。
Gotch@gotch_akg
また、
3.ゴッチがシャウトしていないこと
は最近のアジカンの傾向です。
大きく言うと、これらがオリジナルソルファからソルファ(2016)で変わった点です。
ただ、変わっている部分はあるとはいえ、オリジナルソルファからは大きく離れてはいません。
オリジナルソルファをもとに、新しいアルバムを作った、と言うよりは、今のアジカンがオリジナルソルファを演奏するとこうなる、といった印象です。まあ、当たり前ですが。
曲ごとの違い
次は曲ごとに僕が気づいた違いを書いていきます。
- 振動覚 間奏のキラキラって言う音
- リライト 間奏のアレンジ
- ループ&ループ ギターのリバーブくらい、あんま変わらない。
- 君の街まで ギターのイントロのコード
- マイワールド あまり変わらない
- 夜の向こう あまり変わらない
- ラストシーン ギターとドラムのリバーブ、曲全体にかかるノイズ
- サイレン 間奏、最後の方のコーラス、
- Re:Re: イントロのリフ
- 24時 曲を通してオクターブ低いゴッチのコーラス
- 真夜中と真昼の夢 あまり変わらない
- 海岸通り ストリングス
さいごに
ここまで、オリジナルソルファとソルファ(2016)を比べてきましたが、僕個人としてはオリジナルソルファの方が好きですね。
若さが持つ、あの勢いに任せた音や声が、
荒削りな感じが、好きでした。

- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION,後藤正文
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: CD
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ソルファ(2016) のRe:Re:はかっこいい。
https://www.youtube.com/watch?v=9b1saSniBGo&feature=share