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はやてのぶろぐやな。

関西在住の大学生の日記。ほとんど独り語り。

イチバン。

『あなたの好きにすれば良いのよ?他の女、誰でも良いわ。誰とでも遊びに行きなさい。』

エアコンが吐き出す生暖かい空気に包まれたホテルの一室で、君は僕に、そう言った。

さっきまでわざとらしい笑い声を上げていたテレビ画面ではいつの間にか、知らない女が泣いていて男がそれを見て笑っていた。

『私は、あなたが他の娘と遊びに行くことにとやかく言わないわ。好きなだけ遊びなさい。束縛?そんな事、私がするわけないじゃない。私はあなたのオンリーワンなんかじゃ物足りないの。わかるでしょう?一対一の愛なんて、本当の愛じゃないわ。そうよ。私は負けず嫌いな女なの。他の女との競争に勝ち抜いて、あなたにとってのナンバーワンになった時、初めて私はあなたからの本当の愛を受け取るの。その時までのあなたの気持ちなんて、信じられたもんじゃないわ。まあ、かと言って、あなたから愛されるってことに関しては誰にも負ける気はないんだけれどね。さあ、ともかく、早く、お行きなさい。あなたは、自由なのよ。好きなだけ、他の女と遊びなさい。さっきも言ったでしょう?私はそのことに関しては何にも言わないわ。他の女の味を知りなさい。そして、女を思う存分知り尽くした後、私の所へ帰ってくるのよ。あなたのその優しさは、私のためだけにあるのだから。』