はやてのぶろぐやな。

関西在住の大学生の日記。ほとんど独り語り。

ケッコン。

付き合って1年半ほどになる。年齢等の兼ね合いもあるのだろうけれど、おそらく、社会人だと、結婚を考え始める時期だろう。でも、今、俺たちは学生で、自分自身だけで責任を背負えない。負えるようになるには少なくとも、丸3年かかる。

今は2人で行く旅行も親に内緒だ。学生、責任は取れないのだ。

 

大学を卒業した後、自分は、どうなっているんだろう。何が変わっているのだろう。何も変わっていないかもしれない。どんな会社に就職しているのかもわからないし、どこに住んでるのかも分からない。元気でいるか?未来の俺。死ぬなよ。

 

今の恋人が、本当に大好きだ。一緒にいたいと思う。これからの人生そばにいてほしいとも思う。思うんだ。

 

それでも、永遠って、簡単に、口にできるほど、軽い言葉じゃない。今すぐに行動に移せない、責任の取れないような、言葉だけの永遠なんて、口に出した途端に、嘘っぽくなってしまう。

 

ケッコンなんて言葉、俺もあいつも口には出さないくせに、出せないくせに、二人で暮らす『未来』の話はしてしまう。

その『未来』が鮮明に思い描けてしまうから、卒業までの若者にとっては長い月日と、それに伴う二人の関係の変化が怖い。今のままの2人なら上手くやっていける、気がする。

 

 

 

   仕事の休みが重なった日の朝、目を覚ますと、まだ君は横で寝ている。今後何千回と見る、口を開けて寝ている姿を横に、僕は、布団から出る。朝食の準備を終え、君を起こしに布団に戻ると、君はまだ口を開けたまんまだ。何度声をかけても、体を揺すっても、君は、目を開けては閉じて、いつまでも布団の誘惑から逃れられない。

『先、食べとく。』

と声をかけ、僕は先に朝食をとる。

  とりあえず、テレビをつけて、その日のためにSNSも開かないで残しておいたプレミアリーグの試合を見始める。結果を知らないで見る試合が一番なのだ。

  今年の3月から俺が一人暮らしを始めた。すると、君はよく泊まりに来るようになって、結局今は一緒に住んでるようなもんだ。高校時代に君の親友が言ってた、同棲すればいいのに。ってセリフ、当時は、それはないなぁ、なんて2人で言ってたけど、今となってはその通りになってる。やっぱり、君の親友はあなどれんな。今も時々、飲みにいったりしているみたいだ。

  試合の後半も半分ほどが過ぎた頃、『昨日、コンタクト外し忘れた。』なんて言いながら、君が布団から出てくる。

『目パシパシやな。』

『うん。』

『パン焼いといたからそこにあるのん食べ。』『うん。』

『起きてる?』

『うん。』

なんて、一連の会話をしつつ、君が朝食をとっているのを見て、僕は幸せだと思う。ホイッスルとともに試合が終わった。僕は携帯を触り始める。

『昨日、ゆーたやつ、やっといてくれた?』

ふと、君がいう。

『何のこと?』

『いや、ゴミ出しやんか。』

『あ。』

『もー、こないだも忘れてたやん。』

『ごめんやん。パン焼いたんで許して。』

『もー、しゃーなしやで?』

『あざす。』

  こんな日曜日の朝。

  このあと2人で二度寝して、ピクニックに行くために、乗る予定だった電車に乗れず、2人してめんどくさくなって、結局、家でゴロゴロするのだろう。

 

 

 

2021年3月末。今から4年後のことを妄想して見た。多分、新卒1年目で一人暮らしは始められない。現実的に考えて、一人暮らしは4年後だろう。

永遠なんて、言葉にできないくせに、こと妄想に関しては、現実性まで考えてしてしまう。

今書いたみたいな、だらしのない2人の生活がいつかくればいいな、なんて、思ってる。これが俺の幸せだと思う。でもね、これ以上は、ごめんよ、今は、言わないでおく。